木曽善元建築工房

古材を使った住宅設計のご相談を受けました。

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古材を使った住宅設計のご相談を受けました。

古材を使った住宅設計のご相談を受けました。

2022/09/05

私の住む地方の小さな街では人口の高齢化が進むのと同時に、県外に移られて空き家になってしまった住宅が沢山あります。

高度成長期の頃、田舎では大きな家が一種のステータスでもあり、家族が増えるたびに増築され、どんどん大きな住宅となっていきました。

人口減少が続く今となっては誰も住まなくなった、あるいはお爺ちゃんやお婆ちゃんの一人暮らしの大きな住宅は、大きな負担となっています。

 

古民家であるご実家の古材を利用した住宅設計のご相談を受けました。

ご相談を受けたご実家は、元々は武家の住宅と思われる作りで、その当時の人々の身長に合わせたのか?天井高や開口部の高さのとても低い住宅でしたが、黒光りした柱や梁、2階の根太は太くて立派な物でした。

床は床下が低いせいもあって所々落ち込んでいる場所もあり、礎石の上に建てられたであろう柱は腐食によって沈み込ん出入るように見受けられました。

このような状態ではありますが、今の新しい材料には到底出せない魅力が光っています。それを、どう引き出してどんな居心地の良い空間をご提案できるか?楽しみです。

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