設計事例
平家の小さな家
平家の小さな家
延面積10坪+αの平家建ての小さな住宅です。
床下や小屋裏を利用して普段使用しないものを収納できる物入れを設けております。
多雪地域に建つこの住宅は、屋根に積もった雪を窓のない西側と雪囲いで積雪対策をした東側に落とすようにして、雪おろしの手間を軽減している。雪囲いも屋根からの雪で破損しないよう外壁より内側に収まるようディテールを工夫している。
玄関には鉄骨で補強した庇を設け、土間空間とする事で、自転車の収納を可能にしている。
L.D.Kと寝室で構成された室内は、間仕切引戸を壁に収納し、扉より上を勾配天井として繋げる事で一体の大きな空間としていて、引戸を閉じることによってそれぞれの用途に活用できるようになっている。
窓は南側と北側、東側も2面以上に設けて室内の風通しを確保し、外壁と屋根の通気層を繋げて棟部分から排出する事で外部からの熱や湿気の侵入を防いでいる。
元々は古民家のリノベーション計画からスタートした住宅設計ではあったが、柱や床の腐朽、地盤の軟弱さを考慮すると予算内でのリノベーションが難しいことから新築に切り替えて設計を行い、
窓枠や巾木などの収まり部材を無くし、外壁の材料を波トタンを使用するなど工夫して、シンプルでローコストな住宅に仕上がっている。